口径110mm 高62mm
トラに限らず、干支の動物はかならず誰かに当てはまるので(当たり前だ)、ハズレがないです。キャラクター化しやすい、またはしにくいで商品化のボリュームが異なりますが。いちばん多いのはウサギかな?難しいのはヘビとかイノシシでしょう。
浜野さんがいちばん多く描いている動物は、十二支にいないネコです。豆皿でたくさん作りました。僕がネコネコいうので豆皿はネコがメインになりました。クロネコでもキジトラでも三毛でも「うちのナントカちゃんに似てる!」とお客さまに好評で、ずいぶん売れました。今でも浜野さんは、小皿の見込みにクロネコ(後ろ姿)や鉢割れ(正面)を描いています。鉢割れネコは、うちに今いる♀一歳によく似ています。ネコ好きはおんなじようなことを言う。
浜野さんの描くトラはどんどん変化してます!今回のトラは丸顔で眼がギョロッとして、かなりファンキーです。からだが柔らかそうなのは相変わらずです。柿右衛門に有名なトラの色絵皿があって、浜野さんのトラも最初はそれがお手本だったらしいのですが、この頃は李氏朝鮮王朝の民画に似てきました。このトラも金彩の発色があざやかです。